栄養素-ミネラル編-

2作続いたビタミン編も終わり、続いては『ミネラル』です。

ミネラルと聞いて思い浮かぶのはミネラルウォーターですか?今回はそんな知っているようで意外と知らない?ミネラルについて!

よく耳にするものをいくつかピックアップしていきます。

カルシウム

カルシウムといえば乳製品や小魚に多く含まれているのはご存知ですよね?

そして、骨を丈夫にするというのも多くの方が知っていると思います。その他にも、筋肉の収縮や情報伝達にも働きます。さらに、ストレスなどの刺激に対する神経の反応を鎮めたり、ホルモンの分泌を調整する働きも持っています。怒りっぽい人に「カルシウムがたりてないんじゃないの?」と言うのはこのためですね。

特に閉経後の女性に多いのが、不足すると『骨粗しょう症』になります。

ナトリウム

食塩に多く含まれるナトリウムですが、塩を使っている味噌、醤油、加工食品にも多く含まれます。

日本人の食生活からはなかなか切れない塩分ですが、ナトリウムの過剰摂取は『高血圧』の原因になり、それにより『脳卒中』『虚血性心疾患』『腎臓病』などのリスクを招きます。

働きとしては、細胞の内側と外側の体液のバランスを取ってくれたり、筋肉や神経の反応に関わってきます。

マグネシウム

エネルギー産生やタンパク質の維持、体温調節、神経の興奮、筋収縮、ホルモン分泌に関わります。また、カリウムやナトリウムのバランスを調節してくれます。

不足すると、『筋痙攣』やふるえ、『抑鬱状態』や不安感を訴えることがあります。

カリウム

果物や緑黄色野菜、海藻類に多く含まれるカリウムはナトリウムとバランスを保って働いており、このバランスが崩れると心臓や消化器の機能低下、発育不全などが起こる。また、筋肉や神経の働きを正常に保つのにも働いたり、余分なナトリウムを排出し、血圧を下げる作用もある。

血圧が高い方はもちろんですが、日本人の食生活からみて、積極的に摂ることをオススメします。

赤血球のヘモグロビンの中にあり、酸素を運搬する働きがあります。

不足すると、『鉄欠乏性貧血』になり、運動能力や免疫力、体温調節能力が低下します。

鉄は肉や魚から摂れる『ヘム鉄』と、ひじきやほうれん草、豆類から摂れる『非ヘム鉄』に分けることができ、非ヘム鉄は吸収率低いので動物性の物から積極的に摂りましょう。

また、調理する際に鉄のフライパンや鉄鍋を使用することでも鉄を摂取できます。

銅は鉄をヘモグロビンとして合成するのに働くため、不足すると『鉄欠乏性貧血』を招きます。

その他に、体内の活性酸素を消去する酵素の一部として働いたり、骨や血管の強化をするコラーゲンやエラスチンの生成に働きます。

銅を多く含む食材には、魚介類や肉、豆類があります。

亜鉛

肉や牡蠣、牛乳、玄米などに含まれる亜鉛は、多くの酵素の補酵素として働く一方で、DNAやRNA、タンパク質の合成に必要なため、不足すると第二次成長の遅れや生殖機能、免疫力の低下、『味覚障害』を招きます。

ヨウ素

甲状腺ホルモンの原料になるヨウ素の不足は『甲状腺腫』を引き起こします。

土壌に含まれるヨウ素は少なく、海藻や海産物を積極的に摂る必要があります。

不足すると、乳児では知能や体の発育障害、成人では免疫力の低下が起こります。

『マクロミネラル』と『ミクロミネラル』に分けられるミネラルはまだもう少しありますが、今回はよく聞くような主要なものをピックアップさせていただきました。

皆さんの知っているものはいくつありました?

どんな働きがあるかというのも大事ですが、何に多く含まれているのかを知って、色々な食材を食べる事を意識してみてください!

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